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エポックス営繕部 樹脂サイディング施工協会 会長 山本 正六の本音 |
樹脂サイディングの将来性に着目し、エポックス株式会社が施工と販売を手掛けたのは1998年頃です全国でも施行例がほとんどなく当社の施工例が販促用ビデオの裏表紙に載せられたほどです 当初は鈑金職人さんや大工さんを対象に研修会を開催し施工をお願いしたのですが 一度施工すると二度と工事を請け負っていただけませんでした 当地方の金属系の鈑金業界の誰からも工事をうけてもらえず、大変な苦労をしました
施工する職人が育たない原因は施工方法の常識が従来のやり方と全く違うことにあるのだと気づきました 機能重視のアメリカやカナダとは異なり、繊細な仕上げを要求される日本では ビスを1ミリも浮かせてルーズに引っ掛けるだけの工法では職人さんが感覚的に不安を感じたのであろうと思います
本体はルーズに施工し、目に見える細部は繊細に仕上げることには大きな矛盾があります 当社は長い経験によりルーズな施工でありながら仕上げの良さも考慮した施工を心掛けています いま樹脂サイディングの専門職人の養成に取り掛かっています 樹脂サイディングの専門職人が増えないと日本の樹脂サイディング業界の発展は望めないのです
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樹脂の性質をよく知った樹脂サイディング専門の職人さんが行えば施工事故は起きません
初めての方で、他の業種(大工業、板金業、サイディング業)の専門職人さんですと施工方法が全く違うため事故を起こしやすくなりますので注意が必要です
施工は樹脂サイディング施工のベテランの経験者に依頼してください 新築よりリフォームのほうが難しいと思います
施工が簡単とパンフレットには書いてありますが 本体の施工はそれほどむつかしくありませんが 役物の施工は種類が少ないため加工するのに大変な手間がかかります 細部をきちんと仕上げるには ちゃんとした研修を受ける必要があります
エポックス営繕部 樹脂サイディング施工協会 会長 山本 正六 |
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温度差による伸縮で膨れたり破損するのを避けるためジョイント部分の重ねや
役物との隙間を開けて施工しなくてはならないのてすが夏の施工と冬の施工では隙間の間隔が異なりますので注意が必要です 施行時点の気温を考慮して隙間を計算する必要があります |
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樹脂サイディングは塩ビ製樹脂ですので温度差による伸縮があります。
施工に際して製品の伸縮を考慮し、工夫した、工事方法をとらないといけません。
製品の伸縮を妨げないように、原則としてシーリング材は使用せず、又、ビス・釘は必ずビス穴の中央に打ち、同時にビス頭とサイディングの間隔は1ミリ程度の隙間を空けて製品が動くことを確認しなくてはいけません。
完全に下地に打ち付けてしまうと温度変化による伸縮に耐えられず破損するか、伸びた場合は波打ってしまう危険性かあります。
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